Square(スクエア)決済は、手持ちのスマホやタブレットを使用し、簡単にキャッシュレス決済を店舗に導入できる人気のサービスですが、導入後にトラブルが発生することもあります。
この記事では、スクエア決済で過去発生したトラブルとその対処法について解説しています。
Square(スクエア)決済のトラブル事例
- スクエア決済カードが使えない
- 非対応の端末によるトラブル
- 接続環境によるトラブル
- スクエア決済障害によるトラブル
1.カードが使えないトラブル
カードを読み取れなかった時、確認することは5つあります。
1.スクエア決済に対応しているカードかどうか?
スクエアの決済に対応しているカードブランドかどうか確認しましょう。
対応ブランド | |
---|---|
クレジットカード | Visa、Mastercard、American Express、Discover、Diners Club、JCB |
電子マネー | Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、QUICPay、iD |
QRコード | PayPay |
電子マネー・QRコードは、決済を受付ける前に有効化する必要があります。
Squareデータの店舗情報から「ブランドごとの有効化状況」が確認できます。
2.クレジットカードに原因がある
「承認されませんでした」というエラーメッセージが表示される原因として考えられるのは、決済端末の不具合以外にクレジットカードに原因がある場合があります。
- ICチップの不良
- 暗証番号が間違っている
- 有効期限が切れている
- 利用限度額を超えている
- 盗難・紛失などによりカードが無効になっている
2.非対応の端末によるトラブル
Squareリーダーは、iPad・iPhone・Androidに対応しています。ただし、すべての機種に対応しているわけではありません。
スクエア決済アンドロイドでは端末非対応が増えてダメだこりゃだな。ストアーズもエアペイもあれこれいれといて助かった!
— ワッカラン♪ (@snafukin33) April 27, 2022
スクエアリーダーと接続できない。Android 7以上に対応しているらしいが、非対応機種が多く、Androidと繋がればラッキー程度の互換性しかない。公式に対応と書いてある機種も実際は非対応。iPhoneでしか使えないと思ってください。このあたりは星1。 ただし、アプリ自体は快適に使える。手数料無料で金曜日に確実に入金される。安いレシートプリンタと繋がれば、もしくはスクエアターミナルがLTE SIMに対応できるようになれば、イベント販売で無敵なんだけど。引用:GooglePlay
iOS14以降、Android7以降が搭載されている端末と互換性があるとされていますが、機種によっては、非対応の端末もあります。
最新のiOSバージョンを搭載しているほとんどのApple iOS端末は、互換性がありますが、Androidは条件を満たしていても、対応していないものがあります。
Squareの公式サイトでは、利用できる端末の確認ができるので、事前にチェックしておくことをおすすめします。
3.接続環境によるトラブル
スクエア決済を利用する際には
- 決済端末をフル充電済み
- 安定したインターネット環境
この2点が必要です。
通信環境 | 注意点 | |
---|---|---|
Squareリーダー | Wi-Fi 4G/LTE | 3G回線・フリーWi-Fi不可 |
Squareターミナル | Wi-Fi | 4G/LTE非対応 スマホからのデザリングは可 |
Squareスタンド | Wi-Fi 4G/LTE | フリーWi-Fi不可 |
スクエア決済では、安全・スムーズに使用するために、携帯電話の回線よりも、Wi-Fiでの利用を推奨しています。
なお、現時点では、タクシー・ハイヤーでは電子マネーの決済は不可となっています。
ウチが利用している #Square 決済のサポートに交通系が何故使えないのか?を聞いた事があったのですが、その回答は安定的な回線が使えない移動店舗には難しいとの事でした。今の世の中的には何か眉唾だけど、そういう事らしいです。
— なにわの電脳タクシー (@t_tsuchida) July 11, 2023
4.スクエア決済障害によるトラブル
Square(スクエア)決済では、めったにはないことですが、システム障害が発生したことがあります。
朝からsquare決済システムがサーバダウンしているようでログインできず。焦っていたけれどもここで検索したら同じ状況の人が居て少し安心…こういう時のTwitter様。まずは仕事に集中しよう…
— Fujifumi (@Fujifumi4) September 8, 2023
スクエア端末が繋がらない。
ログイン出来ない。
障害発生しているようでスクエア決済出来ません。違う端末使います。
— 🍺こう🦎🍻🍢 (@WING_21) September 8, 2023
Square決済のシステム障害が少しずつ復旧してきています!私のサロンでも大丈夫そうです。
今回の件を踏まえて、キャッシュレス決済は複数のサービスをリスクヘッジとして導入しておいた方が良さそ!#スクエア障害 #square #スクエア #システム障害 #復旧 #エアペイ #ストアーズ決済 https://t.co/Sowng3l9hN
— サロン君💳キャッシュレス決済比較 (@cashless_guide) September 8, 2023
システム障害が発生すると、ログインやカード決済ができなくなります。
復旧までの間、お客様には現金払いをお願いするしかないのですが、こうした事態に備えて、他社のキャッシュレス決済サービスを契約しておくという対処法があります。
ただし、注意点があります。
Airペイは、キャンペーンでiPadやカードリーダーを無料で導入した場合、一定期間、全く決済しない期間が続くと、利用が確認できないという理由で機器代金を請求されるケースがあります。
STORES決済は、導入後6か月以内に10万円以上の売上がないと、決済端末の代金19,800円が請求されます。
楽天ペイは、導入後3か月以内に1円以上の決済がないと決済端末の代金19,800円を請求されます。
リスクに備え他社の決済端末を契約する場合、条件ついてはしっかりと確認しておきましょう。
スクエア決済トラブルについてのよくある質問
スクエアがiphoneと繋がらないのはなぜですか?
Squareリーダーが接続されない原因は、Squareリーダーが節電モードに入ってしまった可能性が考えられます。
Square リーダーは、2時間利用しないとバッテリー節約のために節電モードに入ります。
スクエアPOSレジから操作を行うと節電モードは解除されます。
なお、Squareリーダー(第1世代)は8時間以上、Squareリーダー(第2世代)は30日以上利用がなかった場合、電源は完全にオフになります。
再接続する場合には、リーダーの電源ボタンを押し、オンに入れます。
スクエア専用ドックにスクエアリーダーを置けば、常に充電されるので節電モードにはなりません。
Squareを強制終了するには?
Squareアプリで問題が発生した場合、モバイル端末を強制終了します。
【iOS端末での強制終了】
- ホームボタンをダブルタップする
- Squareアプリのアイコンを画面外にスワイプし消去する
- 再度ホームボタンを押すと、最近使用したアプリ一覧が閉じ、ホーム画面に戻ります。
【Android端末での強制終了】
- 「設定」→「アプリケーション」→「アプリケーションの管理」 に進む
- 実行中のすべてのアプリが表示されるので、Squareアプリをタップして強制終了する
スクエアの赤点滅はどういう意味ですか?
Squareリーダーの赤色ライトが点滅しているのは、リーダーの電池の残量がなくなりかけていて、充電が必要な状態です。